1952-04-03 第13回国会 参議院 文部委員会 第23号
○政府委員(相良惟一君) 最初の点につきましては、昨年各省の行政整理の計画を立てました際に、公職適格審査事務も縮小される。現在のように事務を全然廃止するということは当時まだ考えておりませんで、事務の縮小は予期されておりましたので、その半数を六月三十日まで、即ち行政整理が終了する期間までに落す、それ以降は省内での配置転換をする、こういうふうにきめております。
○政府委員(相良惟一君) 最初の点につきましては、昨年各省の行政整理の計画を立てました際に、公職適格審査事務も縮小される。現在のように事務を全然廃止するということは当時まだ考えておりませんで、事務の縮小は予期されておりましたので、その半数を六月三十日まで、即ち行政整理が終了する期間までに落す、それ以降は省内での配置転換をする、こういうふうにきめております。
○相馬助治君 公職適格審査委員会を通つたものでも教職員適格審査会を通らなかつたものがあつたことは御承知の通りであります。これはやはり私は今度の解除についても与える影響が大分違つて来ると思うのです。
そうして公職適格審査及び人事院の承認手続も終つております。 次に田村角太郎は、昭和六年十二月に中央大学法律学部を卒業いたしまして、貴族院の属になり、それから貴族院守衞副長、守衞長、それから理事官になりまして、昭和二十一年には書記官となつて、一應退官いたしまして、今嘱託として在勤しておるのであります。
○相馬委員 ただいまの官房長官の答弁で、公職適格審査に関することはよくわかりました。御承知のように教職員適格審査委員会というものがあつて、やはり同じような状況下に置かれております。これらの関係はそれに右へならえなのでありますか、また別なのでありますか、お伺いいたしたいと思います。
これは見方によつて官僚的であるとか、特権階級的であるという見方がいろいろな機会において起り得ると思うのでありまするが、私どもの見るところでは、只今の中央公職適格審査委員会は、相当進歩的な自由な考えを持つた人が入つておるつもりでありまして、特に今一層民主化しなければならないとは考えておらないのであります。
(「究明とは何だ」と呼ぶ者あり)勿論幾多の新聞にも現われたことであり、而もその新聞に現われた一二を申上げますれば、勿論西尾官房長官は中央公職適格審査委員会には関係はないということは法規上明瞭でありまするが、私の知る限りにおいてはこの委員会において纏まりましたる意見というものは、長官に報告をするということに相成つておると聞き及んでおるのであります。
(拍手)公職適格審査委員会についても、國民は必ずしも納得していない。いわんや國際世界がこれについて納得しておるかどうか非常に疑問であると考えます。片山内閣は國民の道義の昂揚ということを言つておられますが、免れて恥なしというような人たちが当局にあつて、國民の道義を昂揚し、國際信義を回復するということは絶対に不可能である。